4回アジアクラブハウス会議は、多くの方々のご協力やご支援等をいただけたことで、無事に終えることができました。
今回の会議には、日本を含め8ヶ国(地域含む)、276名の参加があり、クラブハウスの国際性や言葉を超えたつながりを肌で感じることができました。
日本クラブハウス連合にとってアジア会議は大きな挑戦でした。私たちと同じように、海外のクラブハウスの方にとっても国際会議に参加することは挑戦であり、特に開発途上国のクラブハウスや関係者の方は様々な工夫等しながら参加していただきました。
私たちは開発途上国のクラブハウス関係者が、アジア会議へ参加することが可能となるように、参加費を押さえながら、皆様に寄付のお願いもさせていただきました。
本当に多くの方から温かいご支援やご寄付をいただき、最終的には、27件、225,460円が集まりました。皆様の深いご理解とご協力に感謝し、厚く御礼申し上げます。
付金については、サポート予定であった、インドの「SEVAC Clubhouse of India(Drタパス)」と、スリランカから参加した「レッカ氏」にそれぞれ贈呈いたしました。
お二人ともとても喜んでおり、SEVACのDrタパスは「今後も日本のクラブハウスとの交流を続け、それぞれの国における精神保健福祉やリハビリテーションの発展に向けて力を合わせていきたい」、レッカ氏は「私の夢であるクラブハウスの設立をスリランカで実現させるために使わせていただく」というメッセージを頂きました。
クラブハウスは国際的なネットワークがあり、定期的に国際会議を行うことで、そのつながりを再確認したり、新たな関係を構築したりします。ただ、国際会議に参加するためには、それなりの資金が必要になります。今後もアジア会議は継続される予定で、今のところ、第5回大会の主催は、中国の湖南省長沙市にある HertWing Clubhouse が立候補されました。第5回の大会は日本からも多くのクラブハウス関係者が参加すると思われます。参加へ向けてそれぞれのクラブハウスが運営面や資金面の調整や工夫をしていくと思いますが、現実的には厳しい部分もあります。その際には皆様にご指導やご相談をさせていただくことがあるかと思いますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。